平成１９年４月３０日(月)
というわけで、一度は「全２１２市町村完全達成」ということで、企画終了を宣言したのですが、諸般の事情により、５年前の平成１４年９月と１０月の「第７回目の旅」「第８回目の旅」の公開が出来なくなり、「無効」としました。
この「第７回目の旅」「第８回目の旅」で巡った市町村は、
壮瞥町・利尻町・利尻富士町・上富良野町・南幌町・厚真町 の６町。
調べてみたところ、これら６町は、平成の大合併でも他の市町村と合併することはなく、今現在も同じ町名で存在していました。…つまりカントリーサインの絵柄も当時のままなわけです。
ということで、前記６町については、もう一度行きますっ！！
奇しくも、リベンジで行く町の数は６！どの町に行くか…それは１／６の確率！
題して、２１２市町村カントリーサインの旅リベンジ「１／６の夢旅人編」として、改めて旅をし、そして公開する運びとなった次第ですっ。
まずは６町のカントリーサインカード作成。以前使っていたカントリーサインカードはどこへ行ったものか…紛失してしまったので、手元にあったカントリーサインマップから６町のカントリーサインの部分を切り取って、作成しました。
さて…今回は、今年初のツーリング。日帰りでのツーリングなのだが、まだ春になったばかりの北海道は寒い。あまり長距離は走れないので、もしもここで「利尻町」とか「利尻富士町」のカードを引いてしまった場合は、旅自体を見合わせることになる。
「まっ、利尻の二つ以外は比較的近いから、日帰りでも行けるさ」
６町のカードのてんを切り、その中から１枚のカードを引く。
「とうっ！」
【１／６の夢旅人編・１回目の選択】厚真町
厚真町。苫小牧市の東に位置する町。出発地・小樽市から約１００ｋｍという比較的近い町である。
「初ツーリングにはちょうどいいね」
今回は日帰りツーリングなのでキャンプ道具などの積載物はほとんど無いが、何しろ気温がまだ低いので、防寒対策は万全を期す。準備に手間取り、小樽市を出発したのは１０３０。天気は快晴。
小樽市から国道５号線を東へ走り、張碓峠を越えて札幌市へ。ここから小林峠を経て、国道４５３号線・通称「支笏湖線」へとアプローチ。この支笏湖線も峠道。バイクでの走行には楽しいルートである。
いつも防寒対策として履いていたウィンドブレーカーのズボンは、実は高校生の頃から愛用していたもの。さすがに２０年近くも履き続けていた物なので、この冬にとうとう破けてしまい、今日は着用していない。
ジーンズの下にインナーウェアをはいただけの軽装のため、足から冷えがくる。
「寒っ」
気温は８℃。路面はもちろんドライのアスファルトだが、路肩にはまだまだ残雪があり、風はかなり冷たい。
それでも、春を待ってた道内ライダー達は、嬉々として支笏湖線を走っている。
１１３０、支笏湖線の途中で、路肩にバイクを停めて小休止。日を浴びたアスファルトはぽかぽかと暖かくて心地よい。ベタッと地面に座ってタバコを一服。
「今日は日帰り。急ぐこともあるまい」
走行再開。支笏湖の北側をかすめて、道道１６号線で千歳市へとアプローチ。山間部はやや寒かったが、支笏湖以降は平地となり、気温も少し上がってきた。
昼食は、以前にも紹介したことがあると思うが、千歳市のインディアン水車近くのラーメン店「元祖・味平」さん。ネギ赤味噌ラーメン（￥７８０）をいただく。
味平さんは、人気のラーメン店。店が狭いせいもあるが、昼時は特に客が多く、待合いや相席も当たり前。私は、若い３人組の女性客と相席となり、ちょっとラーメンの画像を撮りづらかったので、今回はラーメンの画像はなしっ！
１３１５、走行再開。国道３６号線を少し南下。新千歳空港の前を通り、道道１０号線で早来町（現・安平町早来）市街地を経て、厚真町の町界には１３５０に到着。
「以前来た時と何も変わってないね」
５年前と同じように、カントリーサインの前に三脚にセットしたデジカメを置き、セルフタイマーで撮影。
「さあさあ。今日はもう１箇所行けるかな？」
今日は日帰りだが、残り５町のうち、壮瞥町・南幌町は比較的近い。
上富良野町でも、まぁ、なんとか行ける距離だが、今時期は夕方から急に寒くなるので、ちょっと危険な目かもしれない。
言うまでも無く、利尻町・利尻富士町は、はるか道北の稚内市からフェリーに乗って行かなければならない町なので、小樽市からは１泊２日でも行くのが難しいくらいの遠方。
「もしも利尻島だったら、行くのは夏休みになっちゃうな」
利尻島の確率は２／５である。
「ささささ、選ぼうか〜」
残り５枚のカントリーサインカードを袋に入れて、１枚を引く。
【１／６の夢旅人編・２回目の選択】利尻町
「ふっ…」
思わず笑ってしまった。まっ、出るべくして出たカードだ。
「じゃ、今日は帰ろう」
小樽市への戻りは、別ルートも検討したのだが、今はＧＷの真っ最中。札幌市市街地や他の都市を経由する道は混雑が予想されるので、結局来た道を戻るのが賢明と判断。支笏湖線を経由し、１７３０、小樽市に帰着した。
次回は利尻町。少なくとも２泊以上の日程が必要なので、行けるのは夏休みか、もしかしたら真冬か…。まったく未定である。
４月３０日走行距離 ２７５．９ｋｍ
２輪通算走行距離 ２９１８８．０ｋｍ
４輪通算走行距離 ２５０７３．６ｋｍ
通算走行距離 ５４２６１．６Ｋｍ
走行日数 １０９日
